大卒=いい仕事につけるというイメージが多いと思います。
ただ、これは有名大学など、国公立大学を出ていることが前提です。そして、それ以外にも、ちゃんと就職活動をした学生に限った話です。
もし、3流大学出ならば、よっぽど人間性が魅力的であったり、優秀でなければ一流企業なんかに就職できません。
私は5流大学出の為、まず上場企業なんかには勤めることができないともちろん思っていましたが、さらに就職活動もしなかった為、福利厚生のしっかりとしたまともな中小企業への就職も怪しくなっています。
私自身、ブラックな介護施設、肉体労働などしか働けた経験がありません。
もちろん、自分自身が諦めているという点もありますが、かなり厳しい状況なのは間違いありません。
正直、今の自分は労働市場で言えば、価値は0に近いと思います。
それだけ、大学時代の就活は大事だったということです。
残ったのは奨学金だけ・・・
毎日毎日汗を流して、低賃金で働き、結局残ったのは奨学金だけです。
もちろん、大学で学んだこととは一切関係ない仕事内容です。
非常にみじめな思いをしています。
自業自得なのはわかりますが、奨学金を返済する度に親への申し訳なさと虚しさがこみ上げてきます。
そして、この奨学金の返済が結婚後の問題になることも多いと聞きます。
それは交際後に発覚する場合です。
配偶者からしてみれば、自分の身に覚えのない借金を夫婦の生活費から出すというのは非常に不愉快になるでしょう。
奨学金を手にして、いい大学に出て、高給取りになっているというのならば話は別ですが、一流企業でもない、低賃金の会社に勤めているのなら、なおさら許せないでしょう。
大袈裟かもしれませんが、これが夫婦の亀裂につながる可能性も十分にあるということです。
結局何が言いたいのかというと、しっかりと就職活動をしないと、奨学金だけが残されるということです。
大学在学中の就職活動がいかに大事かということです。