先日、転職のため、中途採用に応募してきました。
書類選考は無事に通り、電話で筆記試験と面接の案内をいただき、いってきました。
筆記試験の内容はどうなん何だろうと思い、前日までにSPIとか漢字の練習だとかいろいろ対策はしましたが、どんな問題が出るかなんて、本番にならないと分かりません。
そして、本番が来ました。
蓋を開けてみると、まったくと言っていいほど、SPIとはほど遠く、オリジナルの問題が出題されました。
ちなみにマークシート式でも択一でもなく、完全に記述です。
中学生の定期試験を想像してもらえれば、間違いありません。
内容は、中学生でも解けそうな問題が、7割、一部難しい問題が3割といったところです。
難易度的にはそこまで難しくはありません。
会場にはすでに、面接を受けるであろう人が数名いました。
ペンの走りを見ても私が一番できていると思いましたし、実際に出来は良かったはずです。
体感では8割いったはずです。
腐っても大卒です。
そして、中学時代に高校受験のために勉強した知識というのはそうそう失われないようです。
筆記試験の出来は良かったんです。
しかし、面接ではボロボロとまではいかないまでもちょっと不穏な雰囲気が流れていました。
まず、緊張したということ、面接官の突っ込みがカミソリのように鋭かったこと。
言葉に詰まることや、面接官の重圧に押しつぶされそうになりました。
結果、数日後、郵送でお見舞い手紙が届きました。
落ちました。
不採用通知ほど、痛いものはありません。
筆記試験の出来など、あまり関係ないということが分かりました。
やはり、面接での受け答えが大事で、そして、それまでの人生が大事なんだと気づきました。
筆記試験はあくまでも選考においては補完的な資料でしかないということが分かりました。
おそらく、面接であっこの人いいなということで目星をつけて、あまりにも筆記が悪くなかったら、採用しよう!!この程度何だと思います。
過去にも筆記の得点がよかったのにも関わらず落ちたことがあります。
つまり、新卒採用でもなければ、筆記試験が選考において、影響あるかないかは、さほどないということになります。
それもそのはずです。
中学や高校で勉強してきたことを、30代、40代のおっさんが完全に覚えていることを期待する方がおかしいというわけです。
そこまで筆記試験は気にする必要はないようです。
ただ、筆記試験も対策は可能です。
必ず出るというほど、出題頻度の高い、漢字の読み書きと、四則演算(分数や小数を含む)くらいは事前に対策しておいた方がいいでしょう。
以上、転職の際の筆記試験についてでした。