大学卒業から社会に出て、紆余曲折ありで10年以上働いてきましたが、一番ブラックだった会社は・・・・。
想像つくと思いますが、建設業界・・・ではありません。
なんと介護業界です。
ここは本当にブラックでした。残業代一切なし、休憩もまともになし、拘束されまくりの超絶ブラック会社でした。
それほど、労働基準法は詳しいわけではありませんが、まず休憩がまともにないというのは明らかな違法だったとを思います。
休憩が時間に事務作業すれというさんざんなものです。終業後の日報づくりは当たりまえ、軽く毎日1時間以上のサービス残業がありました。もちろん、割り増しどころか残業代自体もゼロです。
変形労働制というのもありますが、これにも当てはまらないような気がします。
そして、最悪な超パワハラの上司です。
有給さえ取得させられずに退職させられました。もちろん買い取りもなしです。
馬鹿上司には本当に腹が立ちます。
本当に訴訟起こしたら、何十万単位の賠償が受けれたと思います。
今だに後悔しています。そのときは社会に出て一年目ということで無知でした。本当に知らないというのは、恐ろしいことです。むしろ、無知は罪です。
ぶっちゃけ、今の知識があれば、戦っています。
というよりも有給は権利ですし、残業代はださないといけません。
それを、クレーマーみたいな言い方をしてくる人がいますが、それは間違いです。
むしろ正当な主張他なりません。
ちょっとくらいならまだ許せますが、あからさまな労働基準法違反は指摘した方が良いかもしれません。よっぽど、気に入っているだとか、いいことがあるとかならば考えものですが・・・特に不満しかないような会社ならば一応は主張してみるのもありかと思います。
私がもっとも腹が立ったのは今回、介護業界がブラックだったということです。介護業界といえば、何かと補助金など法律によって保護されている面がある法人です。
その法人が・・・どうどうとサービス残業の強要・・・・
とんでもなく腹立ちます。
介護業界は案外、こういうブラックな環境が多いのかもしれません。
誰かが言い出さないと直らないのでしょう。
私は辞めたからこそ、そこから逃げ出せましたが、あのまま何十年も続けていれば、ものすごい時間のサービス残業となってしまったでしょう。
介護業界でたびたび、悲惨な事件が起きます。
犯人は決して許されることではないですが、そういった環境にも問題がある。私はそう思います。もちろん、労働環境は良好な施設でも、就職者の適正などで起こりうることもあると思いますが。
もう介護はごめんです。よほどのことがない限り、介護業界への転職はないと思います。
劣悪な労働環境もそうですが、なかなか上に上がりづらいというのがもう一つの理由でもあります。
その点については後日、機会があれば別記事にするとします。ざっというと資格を取るにも実務経験の制限が多いという点です。そのため、最低でも数年の下積み、つまり現場での仕事が多くなるというわけです。