肉体労働と事務労働の中間だった頃の話

私はうまれてこの方、完全なホワイトカラーへの就職はありませんでした。
ですが、今でこそ完全なブルーカラーとなりましたが、以前はホワイトカラーとブルーカラーのはざまのような仕事していました。グレーカラー?みたいなもんです。

仕事内容は現場に出て肉体労働、そして、データ入力、作業管理のようなことをしていました。時間比でいえば、だいたい事務作業3の肉体労働の7くらいです。

多いときでは4対6くらいの割合いにまで高くなります。

肉体的には結構楽でした。というのも、事務作業に飽きたら外で体を動かして、そして、疲れたら中でパソコンをしたりとある程度、自分で調整できたからです。

ちなみに今の仕事ではパソコンのパの字もなく、事務的な作業は一切ありません。

う~ん、どっちが良いかははっきりとは言えませんが、少し今は寂しい気もします。そして、今後、転職するにあたって、自分になんのスキルもないという不安があります。

正直、今の仕事は今後の転職にあたって、何ら持ち越せるスキルはありません。もちろん同業種ではある程度は経験者ということで、持ち越せるものはあるんでしょうが・・・。

ホワイトカラーの仕事に持ち越せる経験はミリもありません。当然ですよね。ペンは持たない、メールは使わない、パソコンは使わないんですから。

これが肉体労働という世界の怖いところです。

逆に、ホワイトカラーから肉体労働への転職となれば、気合と根性とタフささえあれば何とか乗り越えていけると思います。ただ、ホワイトカラーの要領とはまた変わった要領というものもあるので、それはなれるまで我慢が必要です。

後、圧倒的に違うのは言葉遣いだと思います。

例えば、ホワイトカラーではこんな言葉遣いが・・・

「そういえば、あの件の進捗はどうですか?」

肉体労働の世界では

「おい、おまえあれどうなったのよ?」

こんな言葉遣いに変わります。それくらい男臭い世界です。

その点はもはや慣れるしかありません。

さて、私がいたような肉体労働とホワイカラーのハザマのようなところだとどんな感じになるかというと、本当にいろいろな人がいます。

それが、非常にやりづらいといえばやりづらいです。パソコンができない人、不得意な人も当然いますから、やりにくいことこの上ないです。もっと面接でちゃんと人選してくれよと何度も心の中で呟いていました。

なかなか、オールマイティな人はいませんでした。

とまぁ、過去の話を書いてみました。

今はやはりパソコンの時代なので、最低限、肉体労働者でもパソコンはできるようにしといた方がいいということです。私も大学時代に必修科目でさらに、この中間の仕事で実務レベルまで何とか経験したおかげでそこまでパソコンに苦手意識はありません。

肉体労働の世界で、昇進しようとするならば、パソコンやスマホの操作などは必須というわけです。なしでも上がれることは上がれると思いますが、限度があると思います。

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