こんにちわ。
働いていれば、誰しも会社に不満があり一度は辞めたいと思ったことがあると思います。私も数えきれないくらいあります。
ですが、会社を辞めてしまう前に一度、冷静になって考えるべきことがたくさんあります。
転職経験の多い、私の経験談から失敗した退職について書きたいと思います。
まず、辞めたいと思ったら、その後のことを考えましょう。例えば、金銭的なこと、再就職的なことです。
まず、ここまでで自分は大丈夫と安心できないようでしたら、よっぽどのことがない限り辞めない方がいいです。
よっぽどの時とはどういう時かというと、もうパワハラが凄すぎて毎日青あざだらけとか、激務で睡眠がとれないとか。
こういう場合は、はっきり言ってまずはその場から逃げ出すことを考えましょう。
命あっての人生です。そして、仕事がすべてではありません。
最近ではパワハラやらセクハラやら過剰とも思えるほど、うるさくなってきていますが、基本的にはパワハラもセクハラも、受ける方は一切悪くなく、行う方が悪いです。
法的な解決ももちろん可能なので、専門家に相談することも大事です。
それ以外で、ちょっと上司や先輩、同僚との関係性が悪い程度ならば、時には我慢するか自分を変えることも考えてみましょう。
ちなみに今思えば、あの会社でパワハラ受けていたなと思うことが多々あります。
完全にブラックとは言わないまでも、グレーな会社を多いということです。
基本、退職の前に次の職場を探しておくのがベストです。
というのも思いのほか、就職活動が難航するからです。
辛いほど経験しています。まず面接にこぎつけれるだけで御の字と思ってください。選考から漏れるものだと思ってください。
もちろん、年齢やあなたの能力にもよりますが、自分の想像していたよりは難しいことが多いと思います。
そして、転職するということは、その会社ではまた1年生になります。
あなたがこれまで構築した人間関係も立場もすべて吹っ飛びます。そして新たに人間関係を作っていかなければいけません。
まずはこの大変さを想像してみましょう。もしかしたら踏みとどまることができるかもしれません。
とここまでは精神的な面です。
次は金銭的な面です。
さぁ退職しました。次の仕事がありません。当然に収入ゼロになります。失業保険もありますが、通常はすぐに出ません。
早くても待機期間があるので、無収入期間は存在します。
さらにもらえても、今までの給料より勿論少ない金額しかもらえません。
そして、支出面でも増えます。家にいることで電気代、暖房代がかかってきます。光熱費は基本的に上がると思って下さい。
そして、今まで半分会社負担の年金や健康保険料もかかってきます。
仕事をやめた方が基本的には支出が増え、さらに収入が減ります。
これがかなりの精神的ストレスになります。
あと考えなければいけないのはやめる時期です。会社を辞める時期によっては退職金がもらえたり、ボーナスがもらえたり、有給が付与されたり、逆にこれらがもらえなかったりします。
そのために何年問も何カ月も我慢する必要もあまりありませんが、わずか少し我慢したらボーナス支給される、有給が新たに付与されるということならその日まで我慢すべきです。
ボーナス日ならばほとんどの人が把握しているので大丈夫だと思いますが、盲点なのが有給の付与です。必ず退職前に自分の有給付与日はいつなのか調べておきましょう。
まとめると、まずは会社を辞めた後のことしっかりと想像することが大事です。これらの心配を少しでも減らすには、次の転職先を退職前に前もって探しておくことが大事です。
そして、辞めないでもう一度頑張るということも考えてみましょう。
ただ、冒頭にも書きましたが、精神的にも肉体的にも限界という場合は、ひとまずその場から離れることを考えましょう。最悪の場合は過労死ということもあるからです。
またうつ病になったりと、健康を害しては元も子もありません。