こんにちわ。
かれこれ、大学卒業してから10年くらいたちますが、その間にバイトを含め転職を4回ほど繰り返してきましたが、ホワイト企業に出会ったことなんか一度もありません。
全部ブラック企業だったわけではありませんが、グレー企業です。
残業代を出してくれればまだ良い方です。
こちらもそのくらいしてくれたら、特に争う気にもならなくって来ました。
突き詰めれば、もっといろいろな権利があるのは知っています。なぜならば一時期、労働基準法などそのあたりの労働法を学習したことがあるからです。
残業代と言っても、さまざまタイプがあります。
例えば深夜にまで及んだ残業は1.25倍ではありません。
深夜の割り増し手当も含まれるので、それ以上になります。
ですが、実際に払われるのは1.25倍しか支払われないところも多々あります。
正直、まだ割り増しが付くだけマシです。
介護業界はかなりひどかったです。正直、肉体労働の方がまだまっとうでした。ボランティアの延長というのが根底(私はそうは絶対思わない)にあるようで、法律を守るべき介護の業界が残業代も払わずに、しかも休憩もろくに取らせずに働かせている。
私は1社で介護業界の労働環境に反吐が出たので、足を洗いましたが、今でもそのような過酷な労働環境で働いている人も多いのではないでしょうか。
もちろん、そのような施設ばかりではないというのは言うまでもありませんが。
とにかく介護施設が一番ひどかったです。
この経験からか私のホワイト企業の基準が下がってしまいました。
残業代でればマシ、休憩もあるだけマシという、なんとも言えないラインが出来上がってしまいました。
法令遵守(コンプライアンス)などと叫ばれていますが、そんなの上のものや人事部署の担当者がそれぞれ、労働法の細かい知識がないと全くの無意味です。
つまり、零細企業や小規模な会社ではほぼ、期待できないというわけです。
逆に言えば、大企業や社労士など顧問がついていて、その会社でもコンプライアンス意識が高い会社でなければ、完全なホワイト企業はないような気がします。
そして、もはや、大卒なのにそういう道からそれてしまった私からしてみれば、もはや大企業に採用される可能性はほぼ皆無です。
世の中が変わり、コンプライアンスの意識が大きく変わらない限り、一生ホワイト企業に就職することはないはずです。
ただ・・・。
私が今まで就職してきたところでは、なんちゃってホワイト企業(勝手に名付けました)が何社かありました。
どいうことかというと、実際にホワイト、つまり労働法通りに残業代の支給や計算などをしようとする意識はあるみたいですが、知識が少ないせいか中途半端みたいな会社です。
雇用される側としては、基本的には不利なことも多いです。
ですが、逆に有利なこともあります。例えば、有給の付与の要件がない、そいうこともあります。
有給は真面目に働いていた人にリフレッシュとして与えられるのが目的です。
つまり、有給を得るには一定の出勤率が必要なので、この要件が必要ではない会社もあります。休みがちな人にも有給が与えられるというわけです。
これは雇用される側としてはありがたいですよね。
このようなこともあります。
ですが、有給の理由は絶対教えろ!!みたいな、あべこべな会社もあります。
基本私の考えは、多少のことは目を瞑るから、働いた分はしっかりと給料出してください。これがベースです。
それ以上のことは今のところ、望みません(笑)
完璧なホワイト企業はない。グレーで十分です。
さて、皆さんの働いている企業はどうでしょうか?