肉体労働は何も考えずに体さえ動かせばいいと思っている人が多いと思いますが、実際は誤解です。
たしかにそういう仕事もあるにはあると思います。
ただ、単純作業をしていくという業務もあるにはありますが、基本的には頭をもちろん使います。単純作業の中にも工夫が必要な場合もあります。
ただ、知識はさほど使いません。
これが、肉体労働の大きな特徴だと思います。
字を書くこともパソコンを打つこともほとんどありません。何かの手順は覚える必要はありますが、他に使用する知識はありません。経験は必要かもしれませんが。
使うのは算数レベルの計算知識くらいじゃないでしょうか。
もちろん、肉体労働にもピンからキリまであるので一概には言えませんが。
知識を使わない=頭を使わない
とは違います。頭はものすごく使います。ようは知恵のようなイメージです。
優先順位は頭をつかいながら決めていくことになりますし、どうしたらより効率的な動きになるかも考えなければいけません。
これは学歴があろうがなかろうが、ある意味その人の能力というわけです。
中卒の人でもものすごい発想をし、効率化を図る人もいますし、その逆でが良い大学出の人でもとんでもなく要領の悪い動きをしてしまう人もいます。
どちらかというとIQ的な要素なんではと個人的には思っています。
知識とIQはまったく違いますので、注意して下さい。
中には肉体労働の作業員の中にも高IQの人もいると思います。個人的に、なかなかIQいくらですかなんて聞けないですから(笑)
でも、私の経験上、この人は地頭がいいなという人はいました。逆にバカだなこいつというやつもいました。そういう人に限って上の立場だったりします。
結論として、肉体労働はバカでもできるわけでもなく、何も考えずにしているわけでもないということです。
どんな仕事でも頭を使わないと上には登っていけませんし、成功はしないと思います。