上司からの期待しているからというのはウソ?本当?

人によっては上司から、「期待しているから君には厳しくしているんだぞ」という言葉を一度は掛けられた経験があるんではないでしょうか?

この言葉って本当でしょうか?それともウソなんでしょうか?

良い言葉として受け取っていいのでしょうか?それともダメなんでしょうか?

わたしの経験上、これはほとんどがウソです。決して誉め言葉ではありません。

ウソというのは少し大げさかもしれませんが、大抵がその場を取り繕うようなフォローの言葉で使われる上司の常套句であることが多いと思います。

私自身、この言葉を掛けられてしまったことがあります。

逆にこの言葉を思わず後輩に使いそうになったこともあります。

そのとき、自分がどうゆう気持ちでいったのかわかったからこそ、この言葉の真意、本当の意味がわかりました。

まず、上司から厳しくされる理由は何なのか?それについて考える必要があります。

それは注意すべきことがあるからです。もちろん、生理的な問題もあるかも知れません。

ですが、厳しくするということは直してほしいことがあるということです。

つまり、厳しくされている人はその人の思う通りに動けていないということです。

だいたいの理由がコレです。

他に最低な上司ならばストレスのはけ口にされている、つまり言いやすいから言うというやつも少なからずいます。

私もどちらかというと言われやすいタイプだったりします。

もちろん、その上司の基準で動けていないということもあるのかもしれません。ただ基準というのは人それぞれです。評価の対象はあくまでその人にもよります。

私もある職場でものすごく評価されることもありますし、別の職場でさんざんな目にあうこともあります。そして、上司の中でもものすごい評価してくれる人もいれば、酷評しかしない人もいます。

みんながみんな酷評しかしない、どの職場でも評価されないという人は、自分自身に原因があるかもしれません。

そいう場合は自分自身にも改善すべき点があるのかもしれません。

そうでもなければ、あまり上司の言葉を気にする必要はないでしょう。

ではなぜ、上司は「期待しているから」というのでしょうか?

それは自分を正当化させるためだと思います。

否定ばっかりもしていられないという罪悪感を少しでも和らげようと自分自身を守るためのものです。

仕事の同僚というのはある意味、運命共同体です。

部下が仕事が出来なかったら、監督する立場にある上司の自分に火の粉が降りかかってきます。

見捨てたくても見捨てられない関係なのです。

職場以外の人間関係であれば、連絡を取らなければいいですし、会いたくなければ会わなければいいだけの話です。

ですが、職場の場合はそうはいきません。

毎日、顔を合わせ、一緒に仕事をしなければいけません。

そんな同僚が足を引っ張っている、自分の思い通り動いてくれないとなると厳しく当たってしまうのが人間です。

だから厳しい態度を取るのです。

仕事以外の場面では案外、良い人っていうことも少なくないと思います。

もちろん、本当に人間性を疑うようなクソ上司もゼロではありません。

厳しく当たられないようにするにはその上司の基準に合わせた行動をすれば、基本解決します。

これが、上司の期待しているからを良い方向に捉えてしまったら、どうしょうもありません。そのまま怒られてしまうでしょう。

なので、この「期待しているから」の本当の意味を知る必要があります。

決していい言葉だけではないということを知っておきましょう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク